お気に入りのものを「ぎゅっ」と握りしめるだけで、心が落ち着くことってあります。

心理学では「グラウンディング」と呼ばれる方法があり、不安や緊張で心がふわふわしているときに“触覚”を通じて安心を取り戻す効果があるとされています。

手に何かをしっかり握ることで「今ここにいる」という感覚が戻り、自律神経も少しずつ安定していきます。

特にHSP気質のように感覚に敏感な人にとっては、“手触り”や“お気に入りの小物”が大きな安心を与えてくれることがあります。心理学的には「トランジショナル・オブジェクト（移行対象）」と呼ばれ、大人になっても心の支えになり続ける存在です。

革小物は、そんなお守りのような役割を担える素材。

最初は少し硬さを感じても、使うほどに手になじみ、色や艶が深まって、自分だけのものに育っていきます。

握りしめるたびに、「これは自分の一部なんだ」と思えるような安心感が生まれていきます。

Atelier Cocoonの小物は、自然と“手のひらでぎゅっと握れるサイズ”に作られているものが多いのも特徴。

それはきっと、「不安なときに、そっと握りしめて安心できる存在」であってほしいから。

日常のなかで、小さなお守りのように寄り添う革小物。

その存在が、あなたの心に小さな安心を灯してくれたら、とても嬉しいです。